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転職

歯科衛生士の転職回数は多いと不利?印象が良い転職理由例10選!

転職回数が多くても不利にならない

お悩み歯科衛生士

転職回数が3回あるんだけど‥やっぱり多いのかな?
次の転職先で転職理由を何て言えばいいのかも悩んでいるよ‥

歯科衛生士の平均転職回数は2.7回
4回以上の人も多くいますよ。

「転職回数が多い」ことに悩んでいる歯科衛生士に向けて、歯科衛生士の筆者が以下の内容をご紹介します。

\この記事でわかること/

  • 歯科衛生士の平均転職回数
  • 歯科衛生士の転職回数は多いと不利になる?
  • 転職回数が多い歯科衛生士向け転職理由例10選



歯科衛生士の転職回数は何回だと多い?

歯科衛生士の転職回数が多い

歯科衛生士の平均転職回数は2.7回【4回以上の割合いも多い】

歯科衛生士会の勤務実態調査報告書(令和2年)によると、勤務先を変更した人(常勤)のうち、「1回ある」が21%・「4回以上ある」が19.6%・「2回ある」が14.7%・「3回ある」が14%でした。

転職経験がある歯科衛生士で4回以上が意外と多いですね!

※平均転職回数は勤務実態調査報告書を参考に当サイトが算出しています。あくまでも参考値とお考え下さい。

4回以上の転職回数の歯科衛生士も多いですから、4回5回と転職をしていてもさほど「多い」という印象にはなりません。

ただし新卒(1年目)で4回以上の転職回数だと1カ所に3ヶ月しか勤務していない計算になりますから、「何か特別な事情があるのでは?」とマイナスに捉えてしまわれるでしょう。

歯科医院の多くは「長く働いてほしい」と思っていますから、せめて1カ所に半年~1年の勤務期間があったほうが印象は良いです。

そのため転職回数の多さより、勤務期間の長さを気にした方がいいかもしれませんね。

歯科衛生士の転職回数が多くなるのはナゼ?

歯科衛生士は離職率が高いことで知られていますが、転職を経験した人はどのような理由で辞めているのでしょうか?

その答えが歯科衛生士会の勤務実態調査報告書に載っていました。

出典:歯科衛生士会・勤務実態調査報告書(令和2年)

\歯科衛生士の主な転職理由/

  1. 結婚
  2. 院長との人間関係
  3. 出産・育児
  4. 給与・待遇の不満
  5. 仕事内容の不満
  6. 勤務形態・勤務時間の不満
  7. スキルアップのため

結婚・出産がもっと多く、次に多い理由は人間関係でした。
これは納得ですね‥むしろ人間関係が1位だとすら思っていました‥

歯科衛生士の職場は歯科医院という狭い世界で、女の園。
先生もちょっと変わった人やワンマン経営者、パワハラ系の先生もいるのが現実です。

そのため歯科衛生士の転職回数が多くなるのもうなずけます。

歯科衛生士の転職回数が多いとイメージは悪い?

歯科衛生士の転職回数が多い理由

前述した通り4回以上の転職回数の歯科衛生士も多くいますから、転職回数が多くても不利にはなることはないでしょう。

ただし転職理由によって印象は変わってきます。

その理由をお伝えします。

印象の善し悪しは転職理由による

歯科衛生士は人手不足が深刻ですから突拍子もない理由を言わなければ、採用してもらえる可能性は高いです。

とは言え転職理由によっては採用側も捉える印象が違います

転職理由の善し悪しを例を挙げてご説明します。

例えば同じ転職回数4回のAさんとBさん(DH歴4年目)

歯科衛生士Aさん

自分に合う職場が見つからず、色々な医院を経験しました。次は長く働きたいと思っています。

歯科衛生士Bさん

専門学校を卒業してから3年間は様々な分野の歯科医院で幅広く学びたいと思っていました。
学ぶ中で小児歯科に興味を持ち、4年目に入って小児歯科を本格的に極めたいと思い貴医院に転職を決めました。

Bさんのように転職回数が多く勤務期間が短くても、前向きな転職理由があれば採用側もマイナスには捉えません

✔point
前医院を悪く言うような転職理由や飽きっぽい・忍耐力がないと思われるような理由はやめましょう。

次の項目では歯科衛生士の転職理由例10選をご紹介します。
転職回数が多く悩んでいる人はぜひ参考にしてみてくださいね。

不利にならない歯科衛生士の転職理由【例文10選】

歯科衛生士の転職理由例文

転職理由①専門分野へ興味がある

歯科衛生士として様々な分野の経験を積みたいとこれまで働いてきましたが、その中で矯正歯科に興味を持ちました。
矯正歯科に特化し勉強会や研修も多く取り組まれている貴医院で成長したく、応募致しました。

転職理由②挑戦したい分野がある

これまで高齢者の方のメンテナンスを多く経験してきました。
その中で訪問歯科に興味を持ち、診療所に来られない高齢者の方の口腔ケアをしたいと思いました。
訪問歯科は初めてですが、貴医院で積極的に学び患者さまとそのご家族の支えになれればと考えています。

転職理由③患者さんともっとコミュニケーションをとりたい

患者さまと沢山コミュニケーションがとりたいと感じ、患者担当制のある貴医院で働きたいと思いました。
コミュニケーションを多く取ることで患者さまの口腔衛生の向上・意識の変化のプラスにも繋がると信じています。
ひとりひとりの患者さまに寄り添いながらお口の健康を守っていきたいです。

転職理由④ライフスタイルの変化

結婚を機に夫の転職で様々な医院で働いてきました。
しばらくは転勤もありませんので、長く働きたいと思っています。
小児歯科が大好きなので、地域住民の方に愛され地域医療に貢献している小児歯科専門の貴院に就職したいと決めました。

転職理由⑤得意分野を伸ばしたい

矯正や歯周メンテナンス・子どもの予防を経験してきましたが、その中でも子どもの予防が得意だと気がつきました。
貴院で取り組まれている「妊娠中の虫歯予防」や「子どものカリエスリスク0活動」に大変共感し、私も貢献したいと思いました。
得意分野をより深く学び、貴院の元で小児歯科予防のプロになりたいです。

転職理由⑥認定資格を取りたい

審美歯科に興味があり将来的にホワイトニングコーディネーターの資格を取りたいと考えています。
ホワイトニングなど審美歯科に力を入れている貴院で学びたいと思いました。
働いていらっしゃる歯科衛生士の皆さんがホワイトニングコーディネーターの資格をお持ちなことも大変惹かれました。

転職理由⑦専門医のいる医院で深く学びたい

これまでメンテナンスを数多く経験してきました。
専門医のいらっしゃる環境で歯周病学をもっと深く学びたいと思い貴医院への転職を決めました。
積極的に勉強をして将来的に認定資格を取りたいと考えています。

転職理由⑧医院の取り組みに共感した

定期的な地域住民向けのセミナーや歯科の啓発活動をしている貴医院の取り組みに共感し、私も貢献したいと思いました。

転職理由⑨深く学べる環境でもっと上を目指したい

今まで様々な分野を経験したいと働いてきましたが、歯周病学に興味を持ちより深く学びたいと思うようになりました。
外部研修や勉強会を定期的に開き、力を入れている貴医院で歯科衛生士として成長したいと転職を決めました。

転職理由⑩長く働くための環境が整った医院に勤めたい

子育てをしながら働いてきましたが、これからもより長く働きたいと子育て支援をしていらっしゃる貴医院への転職を決めました。
前医院で経験したことも活かせると考えています。
これからも長く歯科衛生士として働いて行きたいです。

転職回数が多い歯科衛生士のQ&A

Q①転職回数をこれ以上増やしたくない‥転職に失敗しない方法はある?

A①自分に合う歯科医院を見つけるのはなかなか難しいですよね‥
転職回数を増やさない(=自分に合う職場を見つける)為には転職失敗の原因と成功のポイントを知る必要があります。

詳しくは【歯科衛生士が転職に失敗する3大原因】で解説をしていますので、ぜひ合わせてご覧ください。

Q②人間関係が理由で転職をするときの転職理由は何て言う?

A②人間関係が悪かったとは言わなくてOK
「チームワークを大切にしたい」「チーム医療で地域医療に貢献したい」というようなプラスの言葉に言い換えてみましょう。

「得意分野」のような、人間関係とは違う方向からアプローチしてももちろんOKです。

《まとめ》歯科衛生士の転職回数は多くても不利じゃない!転職理由が重要!

\この記事のまとめ/

  • 歯科衛生士の平均転職回数は2.7回
  • 転職4回以上の歯科衛生士も多い
  • 転職のワケは結婚出産に次いで人間関係が多い
  • 転職回数の多さは不利にならない
  • 転職理由は前向きで将来性のある内容にしよう

以上ここまで「転職回数が多い」歯科衛生士向けの内容をご紹介しました。

歯科衛生士が自分に合う職場を見つけるのは難しく、人間関係や拘束時間などの働きにくさが原因で転職回数が多くなる現状があります。

転職回数が多くても、転職理由が前向きなものであれば採用側がマイナスに捉えることは考えにくいでしょう。

歯科衛生士の求人は全国に1万件以上もありますから、いつか必ず自分に合う職場が見つかるはずです。

この記事を読まれているあなたが素敵な職場に巡り会えることを願っています。



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