\やむを得ない事情があれば即日退職できる/
「今すぐ辞めたい」
「即日退職はできる?方法は?」
という人に向けて以下の内容をご紹介します。
\この記事で分かること/
《即日退職ができる5つのケース》
- 提示された労働条件と異なる
- パワハラ・モラハラ・セクハラ
- 職場いじめ
- 心身の不調や病気・ケガ
- 家族の不幸や介護
《即日退職に関するアレコレ》
- 歯科衛生士が即日退職できないケース
- 歯科衛生士が即日退職をする上で知っておきたいこと
- 即日退職をする方法と手順
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関連記事▷歯科衛生士を1ヶ月で辞めたい・辞める判断基準と注意点
目次
歯科衛生士が即日退職できる5つのケース
原則、正社員の即日退職は認められていません。
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
e-Gov民法|第六百二十七条より引用
しかし、会社に非がある時や、やむを得ない事情がある場合は雇用形態を問わずに即日退職ができます。
\即日退職できる〝会社に非がある&やむを得ない事情〟/
- 提示された労働条件と異なる
- パワハラ・モラハラ・セクハラ
- 職場いじめ
- 心身の不調や病気・ケガ
- 家族の不幸や介護
上記の5つのケースについて詳しくご紹介します。
参考WEB:たきざわ法律事務所 即日退職は原則認められない!例外的に認められる事例も紹介より
①提示されていた労働条件と異なる
即日退職できるケース、その①は提示されていた労働条件と異なるです。
例えば下記のようなことが例として挙げられます。
\提示されていた労働条件と異なるとは/
- 残業ナシと聞いていたのに、実際は残業の毎日だった
- 長時間労働させられている
- 提示されていた給与額と異なる
筆者は実際に、求人票とは異なる給与額を提示されたことがあります。
これは面接時に分かったので就職はしませんでしたが、もしも就職した後に雇用契約と異なる労働条件を要求されていたら退職をしても良いケースだったと思います。
歯科衛生士の働く環境の多くは個人経営の歯科医院です。
ワンマン経営者の所もあるでしょう‥
歯科衛生士自らが雇用契約書をよく読んだ上でサインをし、労働契約を交わすことが大切です。
そして契約と異なる労働環境におかれた場合は、院長にどうしてかを聞き、修正されなければ退職をしましょう。
②パワハラ・モラハラ・セクハラ
即日退職ができるケース、その②はパワハラ・モラハラ・セクハラです。
上記のような内容は100%会社側(医院側)に非があり、即日退職が認められます。
もしも、退職を認められず会社側(医院側)から強制的に出勤をさせられるといった場合は〝在職強要〟にあたり違法行為になります。
パワハラ・モラハラ・セクハラを受けたり在職強要にあった場合は、一人で対処せずに第三者を挟みましょう。
第三者とは労働基準監督署や退職代行サービスです。
モラハラ・セクハラをする人が「はい分かりました」と退職を承諾してくれるとは到底思えません。
安心して退職をするためにもプロに相談をするのがいいでしょう。
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③職場いじめ
即日退職ができるケース、その③は職場いじめです。
職場いじめは会社側(医院側)に非があり、即日退職が認められます。
職場いじめにあっている場合は出勤せずに退職の手続きを退職代行にお任せするのをオススメします。
退職代行なら、あなたに変わって退職の手続きをしてくれるので院長や職場の人と会わなくて済みます。
心が苦しいときは出勤しなくて大丈夫ですよ。
「休みます」と職場に連絡をして、そのまま退職代行に退職の手続きを依頼すればOKです。
職場いじめは出勤するべきでない事例ですから、どうか安心してプロに任せてくださいね。
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④心身の不調や病気・ケガ
即日退職ができるケース、その④は心身の体調不良やケガです。
民法第628条に該当し、やむを得ない事情になるため即日退職が認められます。
民法第628条によると、雇用の期間を定めたときといえども、やむを得ない事由がある場合は、各当事者は直ちに契約を解除することができることとされています。
厚生労働省 大阪労働局 退職・解雇・雇止めQ&Aより
就労不能なほどの体調不良やケガでは出勤はできませんよね。
退職を申し出るときは、医師からの診断書を提示して退職の意向を示しましょう。
体調不良の人を無理に出勤させて退職させないことはできません。
もしもそのような状況になったら、労働基準監督署や退職代行代行サービスに相談をしましょう。
⑤家族の不幸や介護
即日退職ができるケース、その⑤は家族の不幸や介護です。
家族の病気などで介護が必要な場合は、やむを得ない事情として即日退職が認められます。
院長に退職の意向を伝えましょう。
歯科衛生士が即日退職できないケース
上記でお伝えした5つのケースは雇用期間を定めない正社員の場合です。
雇用期間を定めて契約をした契約社員(有期雇用者)は即日退職ができないケースがあります。
\即日退職ができない労働条件/
- 雇用期間の定めがある雇用形態の人(有期雇用者)
有期雇用者は原則、退職を申し出てから2週間経過しないと退職はできません。
その理由は労働の契約期間中だからです。
しかし以下の3点を満たしていれば即日退職が可能です。
- 勤務して1年以上
- やむを得ない事情がある
- 会社からの合意が得られる
アルバイト・パートの場合も雇用期間があるかないかで区別します。
(雇用期間の定めがあるアルバイト・パートなら有期雇用の扱い、雇用期間の定めがない場合は正社員と同様)
歯科衛生士の多くは雇用期間の定めがない社員またはパートだと思いますが、もしも自分の雇用期間や雇用形態で即日退職ができるのかどうか分からない場合は、退職代行サービスや労働基準監督署に相談をしてみてください。
歯科衛生士が即日退職をする時に知っておきたいこと
原則は退職を申し入れてから2週間後
冒頭でもお伝えしましたが、基本的に退職をするのは退職を申し出てから2週間後になります。
今すぐ辞めたいからと言ってバックレたり無断欠勤をしないように気を付けましょう。
即日退職ができるケースなのかを把握すること、退職代行に相談をするなどしてきちんと退職できる体勢を整えましょう。
辞める手順は【歯科衛生士が即日で辞める方法と手順】で詳しくご紹介しています。
有給休暇を消化して実質の即日退職もOK
即日退職には2種類あり、以下のように区別します。
- 明日から行くのをやめる即日退職
- 有給休暇を消化する実質的な即日退職
例えば即日退職を拒否された時や、雇用期間の定めがあり即日退職ができない場合は有給休暇を消化し実質的な即日退職をする選択肢もあります。
有給休暇は労働者の権利ですから雇用主側がこれを拒否することはできません。
退職を申し出てから2週間という日数の縛りがありますが、有給休暇を上手く使えば出勤数を減らせるでしょう。
この時に注意したいことは、有給休暇の残数が少ないからと言って無断欠勤をすることです。
無断欠勤をすると会社側(医院側)から損害賠償請求や懲戒解雇される恐れがあります。
懲戒解雇されると貰えるはずの退職金がもらえないこともありますので、無断欠勤やバックレはやめましょう!
パート・アルバイトは雇用期間の確認を
【歯科衛生士が即日退職できないケース】でもお伝えしましたが、パート・アルバイトでも有期雇用契約でない場合は正社員と同等の扱いになるため原則即日退職はできません。
しかし1年以上勤務し、やむを得ない事情があり、雇用主から合意が得られた時は即日退職ができます。
歯科衛生士が即日で辞める方法と手順
自分で辞めると言える場合
雇用契約書を確認
退職をしたいときは、まず始めに雇用契約書の確認をしましょう。
チェックしたい箇所は〝就業規則〟と〝退職を申し入れる時期〟です。
歯科医院によっては3ヶ月前や1ヶ月前に退職の申し入れをするように明記されていることがあります。
実際に明記されていても、民法の方が上なので2週間前で構いません。
しかし円満退職をしたい場合は医院の定めを把握しておく必要があるでしょう。
残りの有給休暇日数を確認し、退職届を作成
退職届を書く際は、残りの有給休暇の日数を把握しておく必要があります。
\退職届と退職願の違い/
- 退職願:退職したいとお願いをすること
- 退職届:退職しますと届け出ること
退職願はあくまでもお願いベースになるため、保留にされる恐れがあります。
退職の意思が固まっている場合は退職届を提出しましょう。
退職届を雇用主側が却下したり保留にすることはできません。
退職届の書き方は下記を参考にしてみてください。
退職届に退職理由を書く必要はありません。
書く場合は「一身上の都合」でOKです。
あなたの名前の下に印鑑を押してください。
転職サイトに登録しておく
退職の意思が決まったら、必ず転職サイトに登録をしておきましょう。
なるべく退職から日にちを空けずに、新しい職場に移るのがいいです。
歯科衛生士専門の転職サイトなら、全国の求人を見られ細かな特徴(こだわり)から医院検索ができます。
転職サイトの登録・利用・退会は無料ですので安心して使ってくださいね。
転職成功でお祝い金が貰えたり、転職サポートをしてくれるサイトを2つご紹介します。
\求人の漏れがないように全てに登録をしておこう/
- お祝い金あり⇒登録無料!歯科衛生士の転職ならジョブメドレー
- 転職サポートあり⇒歯科衛生士の紹介実績No.1【ファーストナビ歯科衛生士】
関連記事▷ジョブメドレーを利用したリアル口コミ・悪質?優良?
院長に辞めると伝え退職届を提出
院長と2人きりの時間が取れる診療後に退職の意思を伝えましょう。
この時は「お話があります」と言って淡々と退職の意向を示せばOKです。
引き留められる可能性がありますが、退職届を提出し退職の意思が固まっていることを伝えましょう。
話をうやむやにされないように、きっちりこの時間で退職を承諾してもらうことが大切です。
退職を申し入れることは勇気がいりますし、怖いかもしれませんが、この時だけはちょっと勇気を振り絞って話してみましょう。
万が一、却下されたり暴言を吐かれたりされた場合は速やかに退職代行に依頼をした方がいいでしょう。
関連記事▷歯科衛生士の退職、ウソの退職理由は伝えてもいい?退職理由例10選
借りていた物を返却し、必要書類を受け取る
最終出勤日に制服やネームプレートを返却しましょう。
保険証は退職日まで使えますので、次の日に郵送で返却するのでもいいでしょう。(念のため院長にどのようにすればいいか聞いてみて下さい)
参考WEB:全国健康保険協会 退職後、健康保険証は必ずご返却くださいより
自分で辞めると言えない場合
退職代行サービスに無料相談をする
自分で辞めると言えない場合は退職代行に相談をしましょう。
相談はほとんどの退職代行で無料でしてくれます。
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退職代行サービスと契約をしたら、あとは待つだけ
退職代行と契約をしたら、後は待つだけでOKです。
面倒な退職の手続きは要りません。
院長への退職の申し入れ・手続き・必要書類の受け取りもしてくれます。
そのためあなたが医院に行って何かすることは一切ありません。
プロに任せてのんびり待っていて大丈夫ですよ。
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歯科衛生士が即日退職をする注意点
この記事でお話した注意点をまとめます。
\歯科衛生士が即日退職をするときの注意点/
- 原則、即日退職はできない
- 退職を申し出てから2週間は必要
- やむを得ない事情があれば別
- 有給休暇の消化で実質的な即日退職もある
- 雇用期間(有期雇用)の確認を
- バックレや無断欠勤は損害賠償請求や懲戒解雇の恐れ
- 自分で判断できない場合は退職代行に相談を!
《まとめ》歯科衛生士が即日退職できる5つのケース・即日で辞める手順と注意点
\歯科衛生士が即日退職できる5つのケース/
- 提示された労働条件と異なる
- パワハラ・モラハラ・セクハラ
- 職場いじめ
- 心身の不調やケガ
- 家族の不幸や介護
\即日退職をする時に知っておきたいサイト/